パキポディウム・グラキリウスは、マダガスカル原産の塊根植物で、太く膨らんだ幹と鮮やかな黄色い花が特徴です。この種の綴化個体は「パキポディウム・グラキリウス・クリスタータム（Pachypodium gracilius f. cristatum）」と呼ばれ、扇形に広がる独特の形状を持ちます。
綴化（てっか）とは、植物の成長点が帯状に変化し、通常の円柱状ではなく、扇形や波状に成長する現象を指します。この結果、植物は独特な形状を呈し、観賞価値が高まります。この現象は、突然変異、物理的損傷、または環境要因によって引き起こされると考えられています。
